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マインドフルネス

マインマインドフルネスとは『気づき』のこと。
更に説明するなら「今の瞬間の現実に常に気づきを向け、その現実をあるがままに自覚し、それに対する思考や感情には囚われないでいる心の持ち方、存在の有様」のことを言います。

そのルーツは2600年前のブッダの観(ヴィパッサナー)瞑想に遡ると言われています。
ブッダはあらゆる苦行を行いましたが悟りに至ることはありませんでした。
しかし、「中道」に気づくことによって悟りを開きました。

気づきによって得られる効果に疑いを持つ人もいます。
「気づくだけでは何も変わらないのではないか?」と。

しかし、「ファーブル昆虫記」の作者であるジャン・アンリ・ファーブルは広範囲の昆虫の生態観察を行いました。
彼の研究の大半は昆虫を「観察」することでした。
何も手を加えずありのままの昆虫をただ観察することにより私たちが知りえなかった昆虫の習性が明らかになったのです。
あるがままを観て気づくことがどれほど大切かはファーブルの例をみれば明白です。

マインドフルネスは自分の「心を観察」します。
そして気づくことで、次の変化のきっかけにしていきます。

孫子の有名な言葉に「彼(敵)を知り己を知れば百戦殆からず」があります。
現代の情報社会では敵を知ることはいくらでもできますが、本当の自分を教えてあげることは他人にはできません。
正直に丁寧に自分の内面を観察することでしか知ることができないのです。

この厳しい社会のなかで心の問題を回避して自分の能力を最大限発揮するのにマインドフルネスが必要な時代がきています。



マインドフルネスの心理的効果

マインドフルネスの効果にはさまざまのものがあります。
マインドフルネスを活用することにより、トラウマやストレスからの2次的被害で心の病気にかかっていても症状の改善に効果があります。
心の病気で効果が認められている代表的なものはうつ病、不安障害、適応障害、パニック障害、摂食障害、依存症、恐怖症、PTSD、自殺念慮などの症状の低減・軽減があげられます。
また、心の病気の予防や再発の防止にも役立ちます。マインドフルネスを行うことで薬物と同じ効果を得られるというのも特徴のひとつです。


認知的統制尺度


下記の項目でできない項目が多いのであれば、マインドフルネスはあなたに有効でしょう。


論理的分析
・そのことが自分にとって何を意味しているか落着いて考えられる。
・そうなった理由をいくつか考えられる。
・どうしたらよいか、思考や行動の選択肢をいくつか考えられる。
・その状況の良い面と悪い面を考え、行動の可能性を探ることができると思う。
・自分の状況の捉え方、物の見方のくせについて考える。
・問題を解決するような想像をする。

破局的思考の緩和
・よい気分はしないけど、破局的に考えない。
・そのような状態から引き起こされると考えられる悪い結果が頭に浮かんでも、それは自分の想像によるものだと思う。
・そのような状況でも明るい希望を持ち逆境を自分の利益に変えられると思う。
・その状況を深刻に考えてしまうとき、いったん考えるのをやめる。
            ※認知的統制と自己効力間が女子大生の抑うつと不安に及ぼす影響より


マインドフルネスと能力開発

そして最近ではマインドフルネスがビジネス分野で能力開発として注目され始めています。
インテルやグーグルのような一流企業がマインドフルネスを社内研修や研究の対象として取り上げられたり、全米の一流大学がマインドフルネスの優位性や活用方法を積極的に紹介しています。

日本でも人生の質を上げるためにマインドフルネスを紹介しているグループや研究団体も増えてきています。
数年前に比べればマインドフルネスに関する書籍も多くなり、関心度は右肩上がりです。

マインドフルネスは、世界的に大きな広がりを見せており、研究は盛んに行われるようになってきました。
日本も同様に多くの人たちの注目を集めており、その効果を体感し始めています。


これまで分かっているマインドフルネスの効果

健康の促進

 免疫機能を高める
 痛みを鎮める
 炎症を細胞レベルで抑える

幸福感の促進
 ポジティブな感情を増進
 うつを抑える
 不安症を抑える
 ストレスを緩和

人間関係の改善
 人間関係を拡げ、EI(感情的能力)を高める
 思いやりのある人になる
 寂しさを減らす

自己コントロールの促進
 感情の制御力を高める
 内省する力を高める

脳の開発
 白灰質を増やす
 感情の調整、ポジティブな感情、自己コントロールなどに関わる
  部位の量を増やす
 注意力に関わる部位の皮質の暑さを増やす

生産性の向上
 集中力と注意力を高める
 マルチタスクの能力を高める
 記憶力を高める
 形に囚われない考え方を増進する
 上記すべての相乗効果として、あなたを賢明にする
                   ※世界のトップエリートが実践する集中力の鍛え方より
その他
暮らしの向上

 心の負担軽減
 ダイエット効果
 リラクセーション効果
 気分の切替え
 平常心の維持
 心の視野の拡大
 心肺機能の向上
 身体感覚の向上
 人格の向上

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